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WITH TEAM AI文字起こしの使い方|必要な分だけ従量課金で使う

会議の録音を文字にしたいが、記録する会議は月に数本しかない。そのために月額の契約を増やすのは割に合わない。この状況で選択肢になるのが、使った分だけ払う従量課金のサービスです。

この記事では、WITH TEAM AI文字起こしへ音声ファイルを送って納品を受け、議事録の形に仕上げるまでの手順を説明します。あわせて、費用を事前に見積もる方法と、月額型を契約した場合との分かれ目も示します。料金と仕様は2026年9月に公式サイトで確認した値です。

目次

WITH TEAM AI文字起こしが従量課金である意味

まず費用の仕組みを押さえます。ここが月額型のサービスと根本的に違うため、向く場面も変わります。

月額と初期費用がかからない仕組み

このサービスは初期費用と月額利用料がかかりません。アカウントを持っているだけでは費用が発生せず、音声を処理したときにだけ料金が生じます。

そのため、記録したい会議がない月の支払いはゼロです。月額型のサービスでは、使わなかった月も契約金額がそのまま引き落とされます。この差が、会議の頻度が一定でない働き方では効いてきます。

1分あたりで費用が決まる考え方

料金は音声の長さで決まります。2026年9月時点で1分あたり30円、税込で33円です。60分の会議なら1,980円(税込)という計算になります。

分かりやすい反面、長い会議を毎月処理すると金額は積み上がります。1回あたりで見れば安く見えても、月単位の合計で判断してください。この記事の後半で、どこから月額型のほうが安くなるかを数字で出します。

継続契約型との違い

月額型は「上限まで使い放題」、従量型は「使った分だけ支払う」という構造です。どちらが得かは、上限に対してどれだけ使うかで決まります。

もう一つの違いが、機能の範囲です。月額型のサービスは文字起こしのあとに要約や共有の機能まで含むものが多く、従量型はテキストの納品までを担います。要約や整理を自分で行う前提になる点は、選ぶ前に理解しておく必要があります。

依頼する前に用意するもの

送るファイルの条件と、自分で行う範囲を先に決めておくと、納品後の手戻りがなくなります。

音声ファイルの形式と長さ

対応している形式は、wav・flac・mp4・mp3・m4aです。会議ツールの録画やICレコーダーの音声は、多くの場合この中のいずれかで保存されています。

上限は1ファイルあたり1GB、または360分です。6時間を超える録音や、極端に大きいファイルは分割してから送ることになります。また、解析に対応している言語は日本語のみです。英語や中国語が混じる会議を処理する予定があるなら、この時点で別の手段を検討してください。

聞き取りにくい箇所の事前確認

送る前に、録音を早送りで通して聞いてください。確認するのは、音が極端に小さい区間と、雑音が続く区間の有無です。

人が聞いて聞き取れない箇所は、AIでも同じように聞き取れません。そこが議論の中心であれば、文字起こしに出すより先に録音のどの部分が使えるかを把握しておくべきです。使えない区間がある場合は、その部分を除いて送れば費用も抑えられます。

納品後に自分で直す範囲を決める

納品されるのはテキストです。誤変換の修正、議題ごとの並べ替え、決定事項の抽出は自分の作業になります。

この作業にかける時間を、依頼する前に見積もっておいてください。60分の会議で30分かかるのであれば、料金1,980円に加えて自分の30分が費用です。この合計で、他の手段と比べることになります。

音声ファイルを送って文字起こしを依頼する手順

準備ができたら依頼します。手順そのものは3段階です。

ファイルをアップロードする

サービスのページからファイルを選んで送信します。受付は24時間365日で、営業時間を待つ必要はありません。

初めて使う場合は、いきなり本番の会議を送らないでください。WITH TEAM AI文字起こしには冒頭を無料で試せる仕組みが用意されており、最大1GB・120分までの音源で、先頭部分の文字起こしを確認できます。自分の会議の音質でどの程度の精度が出るかを、ここで先に見ておきます。試した音源は文字起こし後すぐに自動で削除されます。

オプションと納品形式を指定する

納品形式は2通りです。タイムコードなしを選ぶとテキスト、タイムコード付きを選ぶとCSVで納品されます。

議事録として文章に仕上げるだけならテキストで足ります。一方、後から録音の該当箇所を聞き直す可能性があるなら、タイムコード付きを選んでください。CSVは表計算ソフトで開けるため、発言の並べ替えや不要な区間の削除がしやすくなります。録音を証拠として残す運用をしている場合は、こちらのほうが後の作業が楽になります。

納期を確認して依頼を確定する

依頼を確定する前に、納期と金額を画面で確認します。支払い方法はクレジットカードのみで、請求書払いには対応していません。領収書は処理の完了後にメールで発行されます。

会社の精算ルールで請求書払いが必須になっている場合は、この時点で使えないことが分かります。稟議を通す前に、支払い方法の条件を先に確認しておいてください。

納品されたテキストを議事録へ仕上げる

納品後の作業がこの手段の実質的な負担です。順序を決めておけば短く済みます。

誤変換と固有名詞を直す

最初に直すのは、社名・製品名・部署名・人名です。これらは誤って変換されていても文章として読めてしまうため、見落とすと後の要約にそのまま残ります。

自分の会社で使う固有名詞をあらかじめ一覧にしておくと、確認が機械的に済みます。AIに照合させる場合は、正しい表記の一覧を先に渡してください。

あなたは社内文書の校正を担当する担当者です。以下の「正しい表記の一覧」と「文字起こしテキスト」を照らし合わせ、一覧の語が誤って表記されている箇所を抜き出してください。出力は「誤りの表記/正しい表記/前後の一文」の3列の表とします。一覧にない語については指摘しないでください。

〇〇(正しい表記の一覧と文字起こしを貼り付け)

発言を議題ごとにまとめ直す

文字起こしは時系列に並んでいます。会議は話が戻ることが多いため、そのままでは同じ議題の発言が離れた位置に散らばります。

読める議事録にするには、議題を軸に組み替える必要があります。この作業は手作業では時間がかかるため、AIへ渡すのが現実的です。

あなたは社内会議の議事録を作成する担当者です。以下は時系列に並んだ会議の文字起こしです。話題ごとにまとめ直し、議題名を見出しとして、その議題で出た発言の要点を箇条書きにしてください。議題は文字起こしに出てきたものだけを使い、新しい議題を作らないでください。発言の内容を言い換えて意味を変えないでください。

〇〇(文字起こしを貼り付け)

決定事項と宿題を抜き出す

組み替えたテキストから、後で参照される部分を取り出します。会議の記録で実際に読み返されるのは、この部分だけです。

あなたは社内会議の議事録を作成する担当者です。以下の議事録から、各項目を「決定」「保留」「情報共有」の3つに分類してください。出力は分類ごとの箇条書きとし、「保留」には、次に何を確認すれば決められるかを1行で添えてください。分類の根拠が議事録から読み取れない項目は「保留」に入れてください。

〇〇(議事録を貼り付け)

3つに分ける理由は、決定と保留だけに分けると、報告のためだけに共有された内容まで判断が必要な項目に見えてしまうためです。文字起こしを使わず会議メモだけを材料にする場合の組み立て方はAIで議事録を作る方法で解説しています。

費用を事前に見積もる方法

最後に金額です。従量課金は、使う量が読めていれば事前に正確な見積もりが出せます。

録音時間から概算を出す

税込33円に録音の分数を掛ければ、それがそのまま費用です。主な長さの目安は次のとおりです。

録音の長さ費用(税込)
30分990円
60分1,980円
90分2,970円
120分3,960円

不要な区間を切ってから送れば、その分だけ安くなります。会議の前半が資料の読み合わせで終わっているのであれば、議論が始まった時点から後ろだけを送れば費用は半分以下になります。

最低料金が発生する条件

短い音源には最低料金が設定されています。音源の長さに関わらず、最低66円(税込)です。

2分以下の音声はすべて66円になる計算です。短い確認の記録を大量に送る使い方では、この下限が効いてきます。ごく短い音声をまとめて1本にしてから送るほうが、合計は下がります。

月額型を契約した場合と比べる

分かれ目を数字で出します。月額型のサービスの例として、Nottaを年払いで契約した場合の月あたりの負担は1,185円(税込)です。

これを1分33円で割ると、およそ36分になります。つまり月に36分より多く文字起こしをするなら月額型のほうが安く、それ以下なら従量型のほうが安いという計算です。60分の会議を月に1本だけ処理するなら、従量型のほうが割安に収まります。

ただし月額型には要約や共有の機能が含まれます。金額だけでなく、納品後の作業を自分でやる前提でよいかを含めて判断してください。月額型の条件はNottaの料金プランを比較で整理しています。まず1本だけ試したい場合は、WITH TEAM AI文字起こしの無料のお試しで自分の会議の音質を確認してから決めてください。

よくある質問

Q. 送った音声データはいつまで残りますか? A. 通常の音源は1か月後に自動で削除されます。お試しで送った音源は文字起こしの完了後すぐに削除されます。社内ルールで保管期間が決まっている場合は、この条件と照らして判断してください。

Q. 社外秘の会議でも使えますか? A. 情報セキュリティの国際規格であるISO/IEC 27001:2022の認証を取得しており、AIの処理サーバーはログを残さない仕様とされています。ただし、外部のサービスへ音声を送ること自体の可否は社内ルールで決まります。判断の考え方は生成AIに入力してはいけない情報とは?で整理しています。

Q. 人が聞いて文字にしてもらうこともできますか? A. 人手による文字起こしは別のサービスとして提供されており、料金は1分あたり120円、納期は最短で中1日です。AIの処理と比べて4倍の単価になるため、精度が要る場面に絞って使い分けることになります。

Q. 複数の会議をまとめて送っても料金は変わりませんか? A. 料金は合計の分数で決まるため、まとめて送っても1本ずつ送っても総額は同じです。ただし最低料金66円(税込)は依頼ごとにかかるため、ごく短い音源が多い場合はまとめたほうが合計は下がります。ツールの選び方全体はAI議事録ツールの選び方で整理しています。

まとめ

WITH TEAM AI文字起こしを使う流れは、対応形式と長さを確認してファイルを送り、納品形式としてテキストかCSVかを選び、納品されたテキストの固有名詞を直して議題ごとに組み替え、決定・保留・情報共有に分けるという順序です。

費用は1分あたり税込33円で、最低料金は66円(税込)です。月あたりの処理量が36分を超えるなら月額型のほうが安くなるため、この数字を分かれ目にしてください。対応言語は日本語のみ、支払いはクレジットカードのみという制約も、契約の前に確認しておく項目です。

まずは記録したい会議を1本選び、冒頭の無料のお試しで自分の会議の音質を確かめるところから始めてください。会議の記録以外に、どの定例業務から手をつけると効果が見えやすいかはAIで業務改善する方法で整理しています。

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